ガルルプレゼンツ「ワーワー言うとりますけども」

ガルル(@syakkinno)の雑記ブログです。何ゆえ趣味が雑多なもので内容もあちこちしますが、それが味ですのでね…

僕の妻は感情がない MAD「君の背景」

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MAD作りました。

杉浦次郎 (@sugiura_jirou) | Twitter 先生の『僕の妻は感情がない』

すごい好きで。独身サラリーマンの男性タクマが家事手伝いロボットのミーナちゃんと夫婦になり、少しづつわかりあって距離を縮めていくってお話なんですけど。

 

読んでる時にしばしば高橋優さんの『君の背景』が頭の中で流れるので作ってみました。

 

ネットで落書き版のころから読んでたんですけど、ミーナちゃんが段々と人間に近づいていく(様に見える)のがいいですよね。

 

中でも一番好きなのがタクマとミーナちゃんがくっつきあう話なんですけど。

抱き合おうとするけど力の加減がわからず、タクマを傷つけてしまうことを恐れて距離をとるミーナちゃんと、何回痛い思いをしても抱き合うための努力をやめないタクマ。どちらも思いやりからの行動なんですよね。

 

現実の男女関係でもこういうことってままありますが、タクマの「くっついてる時に自分を制御できるやつなんて人間にもいないよ」というセリフ、すごく好きですね。

 

ロボットであるミーナちゃんに向けての言葉であるところがまた「君は人間と同じ行動を取っている。だから君は間違っていないよ。」という優しい肯定であり、読んでる僕ら人間も(そうだよな…一人もいないよな)とハッとさせられるというか。

 

無事抱き合えた後の「タクマさま どこか痛いですか」「どこも痛くないよ」という会話も、嬉しくて泣いてるのがわからないミーナちゃんへ、そうじゃないよ、という意味を込めての言葉なんですけど、絶対この時タクマは身体痛みまくってんですよね。でもそれすら感じない程嬉しいよっていう意味もこもってて。おしゃれです。

 

初めて一緒の布団に二人で入ったときにムラムラしてるタクマにミーナちゃんが言った「何かできることはありますか」に対して「そばに居てくれるだけで嬉しいよ」って返したり、タクマは我慢する優しさを持っているのがすごく素敵だなと。

こういうのを愛っていうんですかね。(ちょっとクサい文章で締め)